傷病野鳥の救護の流れ

 福井県では、野生鳥獣保護のために、獣医師会や県民の皆さんと協力して、傷ついたり病気にかかったりした『傷病鳥獣』を救護しています。

※「傷病鳥獣」とは、「野生の鳥類や、ほ乳類でケガや病気の個体」のことで、ペットや家畜は扱いません。

1 傷病鳥獣の発見と保護

本当に助けが必要な状態か?

⇒ ケガのない雛や幼獣の場合、身を守るために動かないだけかもしれません。
親とはぐれた子どもだと思っても、実は親が遠くから見守っていることも多いのです。

外傷があれば治療が必要

⇒ 判断に困ったときには、自然保護センターにお問い合わせください。

自分で安全に捕まえることができる ⇒ そのまま捕まえます。

①ケガをしないよう、肌が露出しない服装や手袋などで防護
②直接手で触れないよう、段ボール箱や大きめのタオルなどをかぶせて捕まえるのが安全
③下にぼろきれや新聞紙などを敷いた段ボール箱に収容
  ※寒い日や、鳥獣の衰弱が激しいとき
  ⇒ 使い捨てカイロやお湯を入れたペットボトルなどを入れて保温
④手や道具を石けんでよく洗う

自分で捕まえることができない(大型の鳥獣、威嚇してきて危険を感じる場合)

⇒ 自然保護センターで、捕獲できる方を手配します。
⇒ 市町や県農林総合事務所などの鳥獣行政担当窓口、もしくは、自然保護センターまでご連絡ください。

2 傷病鳥獣の搬送

傷病鳥獣救護委嘱獣医師(動物病院)のもとへ搬送

⇒ 指定の動物病院であれば、無料で治療できます。  ※事前に電話連絡が必要です

動物病院への搬送が困難な場合

⇒ もよりの担当機関もしくは自然保護センターまでお持ち込みください。

 

通常、県民の皆さんにご協力をお願いしているのは、この段階までです。

しかし、保護した鳥獣のその後の野生復帰まで協力していただける方には、別に「保護飼養ボランティア」制度があります。詳細は動物病院もしくは自然保護センターにお尋ねください。

3 以後の流れ

傷病鳥獣救護委嘱獣医師のもとで処置

・野生復帰できる      ⇒ そのまま野外に放す
・リハビリテーションが必要 ⇒ 自然保護センターへ搬送

治療が完了

 ⇒ 自然保護センターでリハビリテーション
   ⇒ 傷病鳥獣の体力が回復し野外環境に馴化できるまで飼育

野生復帰

⇒ 野外環境下で自活できるようになった鳥獣は、放鳥、放獣します。

 

フローチャート

傷病鳥獣救護の流れ