収容されている傷病野生動物

ハヤブサ H28 1/12 福井市より

平成28年1月12日に福井市内で動けなくなっているハヤブサが保護されました。ビルの6階ベランダで発見されたため、どうやら窓にぶつかったと考えられます。動物病院で診察を受けたところ、右目の打撲と診察を受けました。その後、センターで放鳥のためのリハビリを行っています。ハヤブサは福井県では「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。

 

  • ハヤブサは猛禽類としては中型~小型です。日本には北海道から九州の島嶼を含む広い範囲の海、河川、農耕地などの開けた環境がある断崖に生息し繁殖します。近年では、内陸部の断崖や市街地のビルに定着しているものも観察されています。

  • 目の周りやくちばしの元の部分、脚がとても明るい黄色をしています。近くで見ると、まるで絵具やペンキで塗ったかのような鮮やかさです。

    右目と左目の大きさが違いますが、窓にぶつかった影響かもしれません。

  • ハヤブサの脚や爪はとても大きくて立派です。これが獲物を捕らえるのに役立ちます。ハヤブサの獲物のほとんどは小型から中型の鳥類です。崖の上や見晴らしの良い木などから獲物を待ち伏せ、発見すると獲物の上空まで一直線に向かい、そこで急降下して、空中キャッチや蹴落として捕らえます。そのような狩りのスタイルに適した脚や爪をしています。

     

  • センターにやってきて数日、自分でエサを食べることができていますし、日々元気になってきているので、もう少しで放鳥できそうです。

  • ハヤブサへの救護が進み、体重が順調に回復しましたので、2月10日(水)に無事放鳥しました。力強い羽ばたきで大空へ飛んでいきました。

     

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